休職中、学生時代の友人や、前職の先輩、両親、兄弟など自分の人脈の中で会える限りの人には声をかけて話をしました。その中で得られたものもたくさんあったのですが、せっかくなら人間関係0の状態の人と話すのも面白そうだと思いマッチングアプリを使ってみました。
もちろん、男女の出会いが目的のツールなのであわよくば恋人ができたら…という気持ちもありましたが、生まれ育った地域や環境が全く違う人と話したらどんなことが聞けるんだろうという興味も大きかったです。
やってよかったこと①「休職に対してネガに感じていた部分を払拭できた」
今回、アプリで会うことになったとき「実は休職中なんです」という話をしようと決めていました。
親しい友人や家族は休職をしていると話すと体調を心配してくれたり、親身になって相談に乗ってくれたりしますが、会って数分の人から少し踏み込んだ話をされたとき、人はどういう反応をするのか気になったからです。
アプリのプロフィール欄をみていると、「仕事に一生懸命な人がタイプです。」「何事にも真面目に取り組んでいる人がいいなと思います。」など意識が高い系の仕事バリバリの人が好まれるんだろうなという印象を持ちましたし、将来を共にするパートナーを探している時に、精神的に弱っている人や、仕事が休みがちになってしまう人に興味を持ってくれるのだろうかという不安もありました。
今回会った人がたまたまそうだったのかもしれませんが、休職のことを告げた時とても親身になって話を聞いてくれて自分にそういった経験がなくてもとても共感して話を聞いてくれました。
その人とは連絡が続き、次回の会う約束もできたのであまりマイナスイメージは持たれなかったのかなと思います。
その時に、休職に対して「情けない、根性がないだけ」と思われないだろうかという自分の中のイメージが払拭されました。
自分が完璧にこなさないといけないと思っているだけで、案外ネガティブに捉える人は少ないのかもと思うことができました。
やってよかったこと②「相手への気遣いを意識できるようになった」
休職中はもちろんのこと、在宅ワークが増えている昨今。リアルで会うのは親しい人間関係の人だけになってきます。
かつては忘年会やら新年会やら、飲み会などがあると上司への気遣いなどが自然と学べる環境があったのですが、徐々にそういう場も少なくなってきました。
会社の人とコミュニケーションをとることが少なくなり、相手への気遣いが軽薄になってきているなと実感していましたが、アプリで会う約束をしたときにその感覚を思い出すことができました。
待ち合わせ場所はわかりやすいところにしよう、移動中は車道側を歩こう、席は奥に案内しようなど相手に好かれようと思ってする行為が自然と気配りに繋がっていったんだなと思いました。
待ち合わせ場所はわかりやすいところにしよう、移動中は車道側を歩こう、席は奥に案内しようなど相手に好かれようと思ってする行為が自然と気配りに繋がっていったんだなと思いました。
心の許せる友人と会うことももちろん大切ですが、こうやって気を遣わなければならない人と会うことも大事だなと思いました。
まとめ
ということで今回は、休職中にやってみたらよかったこと「マッチングアプリ」についてお伝えしました。
当初の目的としては、恋人探しでしたが、そこでは得られない考え方や学びがありました。
このブログでは他にも休職中にやってみたことをまとめています。
少しでも参考になったと思ったら他の記事も読んでいただけたら嬉しいです。
【休職中にやってみたこと】まとめてみた