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今回は自分が2年以上続けている「1日2食生活の魅力」についてお話ししていきます。
この方法は自分で編み出したものではなく、医学博士の青山厚さんの著書「空腹こそ最強のクスリ」で紹介されている方法を実践したものです。
著書には「病気になりにくくなる」」「体重が落ちる」といった健康面に関することが多く書かれていますが、個人的にはそれ以外のメリットもたくさんあったので一つ一つご紹介していきたいと思います。
この記事を読み終わった後にはあなたも1日2食生活に憧れているはずです!
1日2食生活とは?

1日2食生活とはその名の通り、1日の食事の回数を3回から2回に減らすだけ。
気をつけるポイントは、2回の食事の間隔を16時間空けることだけ。
例えば:1回目6時、2回目22時・1回目10時、2回目18時などですね。
夜の睡眠時間を含めても良いし、日中16時間空けるでもOK。自分のライフスタイルに併せて調整できます。
ちなみに、16時間の空腹中にお腹が減ったら、ナッツやヨーグルト、飲み物で紛らわすのはOK!
また、空腹時間さえしっかり開ければ、2食の献立は何を食べてもOK!(あえて食べなくても良いですが、揚げ物やジャンクフードでも可)
2食生活を特におすすめしたい人
もちろん、身体を作るためあえて5食食べていたり、日中動き回っているため3食食べないと活動できない人は無理にやる必要はないと思います。
ですが、下記の条件に当てはまるような方はぜひ一度試してみてください!
・義務的に3食食べることが習慣化していた人
・多少の空腹なら我慢できる人
・夜の寝つきが悪い人
・日頃から暴飲暴食しがちで食生活を整えたい人
・デスクワーク中心で日中あまり動かない人
1日2食生活のメリット

ということでまずは、自分が2食生活で得られたメリットについて解説していきたいと思います!
身体が軽くなった
1日2食生活の最大のメリットは16時間空腹にすることで起こる「オートファジー」という現象です。
これは身体が飢餓の危険を感じることで古い細胞を消費し、新しい細胞をどんどん生成する現象で、肌艶が良くなったり病気に強くなったりという効果があるそうです。
たしかに2食生活を始めてから、風邪をひくこともなくなり身体がだるいな…という感覚もなくなりました。
そして新しい細胞が生まれるということは肌艶にも影響してきます。特に顔はできものもなくなり、昔よりもハリがでてきました!
熟睡できるようになった
自分は朝6〜7時と13〜14時の2回食べるようにしているため、夜は何も口にしていません。
寝る前に空腹なのは辛いですが、慣れてくると消化に体力を使わない分睡眠の質が格段に上がりました。
昔であれば8時間でも寝足りないことがありましたが、今は自然と目覚ましの1時間前に目が覚めます。
それだけ少ない時間でも熟睡できているため、日中の活動時間が増やせてお得です!
1日の活動時間が増やせた
自分の場合は夕食を抜いているため、夜の時間をより有意義に過ごせるようになりました。
19時に仕事が終わり20時に帰宅。そこから晩御飯を準備すると1時間以上のロスになってしまいますが、そもそも食べなければそういった時間も必要ありません。
食事の時間を、長風呂の時間に充てたりいつもより早く寝て睡眠時間を確保したり、くつろぐ時間を長めにとったり…
食事に割いていた時間を他に使えるだけで、かなり余裕のある時間が過ごせるようになりました。
食費が浮いた
1食を500円とすると、1ヶ月で約30回分・15000円の食費が浮くことになります。
15000円浮くだけで家計は大助かりですし、自分の場合は浮いたお金でより体に良い食材を買ったり1食あたりの品数を増やすようにしています。
3食時代は食費を切り詰めるために安い食材を挟んだり、偏った食生活をしていました。
しかし、1日あたりの予算に余裕が生まれることで1食あたりの質が上がり結果的に健康につながりました。
1食1食を美味しいと思えるようになった
空腹は最大の調味料と言いますが、まさにその通り。特に、16時間空けた後の朝ごはんは格別です。
また、夜ご飯を普段ナッツとプロテインドリンクで済ませているので、友人と行く外食がとても楽しみになりました。
毎日高級寿司を食べていたら飽きるけれど、たまに食べるから感動できるのと一緒で、普段を朝昼の2食にするだけでたまに食べる夜ご飯に感動できるようになりました。
ご飯を食べて眠くならなくなった
普段朝ごはんやお昼ご飯を食べた後は、血糖値がぐんと上がり眠くなってしまい午後の仕事に支障が出ることが多かったんですが、そもそも食べなければ頭がぼーっとすることもありません。
仕事に集中したい日はあえてお昼を抜いて、1日1食(朝ごはんのみ)にしています。
オートファジーも働いて健康になり、仕事にも没頭できるので一石二鳥です!
1日2食生活の注意点

メリットが多く感じる1日2食生活ですが、元々3食だった方にとっては最初は辛く感じことも…
慣れてしまえばなんてことはないですが、最初のうちに苦労した点もお伝えしたいと思います。
胃がキリキリしてくる
これは言わずもがなですが、特に食事から8時間過ぎた辺りからお腹がキリキリしてきます。
これが耐えられず苦痛に感じてしまう方もいると思います。
対策法としては、前述したようなナッツ、ヨーグルト、液体系で空腹を紛らわしたり、夜はすぐに寝てしまうことです。
睡眠時間を16時間のうちの8時間に充てることで、空腹で起きている時間は前後4時間ずつで良いので日中16時間よりも取り入れやすいです。
同居人の賛同が必要
個人でやる分には全く問題ないですが、家庭を持っている方やパートナーがいる方は自分だけ食べないという状況が少々やりずらいかもしれません。
特に夜ご飯を食べながらコミュニケーションを取るのは家族にとっても大切な時間だと思います。
そんな時は、1週間のうち土日だけを2食するなど回数を減らしてみてください。
それだけでも効果を実感できますし、導入のハードルも下げられるはずです!
結論;人間は1日2食ぐらいがちょうど良い
ということで今回は1日2食生活について解説してきました。
1年以上この生活を続けてきましたが、栄養失調や体重が減りすぎて倒れたということは一度も起きていないので現代人は2食ぐらいがちょうど良いんだなと実感しています。
平日はなかなかできないという人も、お休みの2日間からでも始めれば効果を実感できると思います!
詳しいやり方や、より医学的な根拠などが知りたい方は青木厚さんの著書を読んでみてください。